現在の成功ビジネスモデルは,以下のようになっているようです。


  【   人材受け入れ会社   】
      ↓     ↑
     金(カネ)  (良い人材)
      ↓     ↑
  【    転職支援会社    】
      ↓     ↑
    (コンサルテーション)  (人材情報)
      ↓     ↑
  【     人(ヒト)      】



このモデルでは,
人は,お金を払わず,コンサルテーションを受ける事ができます。
転職するためのコストがかからないですね。
転職支援会社は,人材情報が集まれば集まるほど,人材受け入れ会社からの需要が集まりやすくなります。
必然的に,転職熱をあおり,人材情報を増やそうとします。
人材受け入れ会社は,転職支援会社に欲しい人材を変わりに集めてもらうという事で,アウトソーシングの関係になっています。


このモデルが成功する要因は,やはり,人材受け入れ会社のような,
即戦力の中途採用を欲しがる会社が増加しているからですね。

しかし,即戦力であったり,様々な会社が欲しがる人材っていうのは,短期的に直増えるわけではありません。まして,転職熱をあおっても,そういう人材が増えることはないです。

この転職熱は,とどのつまり,転職したいと思っていない優れた人材を,思うようにさせることが,真の目的です。
 ↓
少しきつい言い方かもしれませんが,人材受け入れ会社が欲しがるような人材でなければ,転職は成功しにくいと思います。


私は,転職とかに時間・労力を裂くのはもったいないと感じてしまいます。
現代の若者は特に転職して一発当ててやる!といった考えの人,
少なからずいると思いますが,私はどうもそういった若者らしくないみたいです。