日経の社説「日本とインドの距離を縮めよう」

3月22日の日経、社説欄に
普段は社説2つ分のスペース全て使って「日本とインドの距離を縮めよう」というタイトルでインド戦略の重要性を取り上げていた。

この記事で2つ興味を引いた。

  • ひとつは、景観についてだけど、「(少なくとも)デリーやコルカタでは、路上生活者が多く野良犬や交通の邪魔をする牛が目立つ」という内容で、何かあまり清潔感がなさそう、不気味、危険などと連想してしまいました。。。
  • もうひとつは、やはりIT関連の記事、「バンガロールを代表するように、主にオフショア・アウトソーシングが増え、現在は2千社以上のIT企業と17万の技術者がひしめく。

ソフト技術者の平均年収が米国の1/4、共通言語である英語の利点を活かして、IT産業がインド経済のけん引役となることは間違いない。」とあった。
この記事を、この日記のタイトルに合わせて少しだけ解釈すると,日本には、情報サービス産業に従事している労働者は50万人強で、インドは17万人、日本の人口はインドの1/10であることを考えると、本当に大雑把な計算だけど、インドが日本のような経済構造になると仮定すると、潜在的IT技術者の労働市場は500万人にのぼる。
また、インドは出生率も高く、将来的に世界一の人口を持つ国になるといわれている。
ほんと、労働者の定義も一致しているかどうかも不確かだけど、インドのIT技術者潜在需要の雰囲気は伝わったのではないだろうか。
日本人SEがインドで働くときに優位性をもとうとするならば、何が有効なのだろうか??
知らないことだらけだ・・・。