前進を始めた新興市場大国インド

今日、総合商社の一つ丸紅が、現地調査を踏まえてインドの政治経済の現状と展望についてまとめた報告書を、見付けました。そして、この報告書のExecutive Summaryを半分ほど読みましたが、正直、インドの政治・経済の現状、現在抱える課題、今後の動向などが手に取るように伝わってきました。エコノミストの方が書く報告書は、こうもすばらしいものなのかと、心底感動してしまいました。文章の書き方などが説得力があり知的でさまになっているんですよね。
この報告書は、政治・経済・歴史・社会構造などについてこれからインドを知ろうとする人に対して非常にわかりやすく書かれていました。例えば、カースト制度の仕組みなどを細かく説明していました。
ではいったい、SEとして働きたいと考える私にとって、この報告書から学べる有益なことは何か?と考えてみました。私にとって有益な読み方は、広くインドについて書かれているため、IT産業といった特定の視点ではなく、全体像をイメージすることために読むのがよいと思いました。ちょうど今の私に足りない資料だったのでとてもうれしい発見でした。気軽にこの資料を読んで「インドってどんな国なんだろう?」と思い描きながら読んでみてはいかがでしょうか。(ちょっと褒めすぎてしまいましたかな。)