建設業界と比較されるシステム開発業界
皆さんは知っていますか?
あまり好ましくない言葉ですが,SEは別称デジタルドカタと言われています。
この意味は,体力勝負であること,あまり頭を使わないことを意味していると言われてます(と私は理解しています。)。
確かに体力勝負という側面もありますが,頭は使わないことはないと思います。
もう一つの意味があって,建設業界は,仕事の役割分担が,ピラミッド構造になっていることから,それに似たシステム開発業界についても,働く人の呼び名を似せたということもあります。
ピラミッド構造っていうのは,頂点にゼネコンがあって,そのあと中請け,下請け,孫請け,孫孫請けと裾野が広がっていきます。
そして創造できると思いますが,元請けから中請け,中請けから下請けに仕事を回す際に多くの中間マージンを取ります。
なので実際に作業をする現場の人は,発注元の発注額からは大きくかけ離れた安い金額で働くことが多いです。
と以上までは,一般的な建設業界のイメージだと思いますが,それがそのまま当てはまるのが,システム開発業界です。
世の中の中小企業,下請け・孫請けから脱却しようとする建設業界・システム開発業界共通の悩みが,いかにして元請けになるか(システム開発業界では,プライムを取る呼んでいます。)です。
これに対するありきたりな回答は
⇒コツコツと実績を積み上げるしかない
なんですが,本当にそうなんでしょうか??
サービス・プロダクトを開発して,新分野を開拓したら,その分野ではプライムになれる,
ということも考えますね。他にはあるんでしょうか??
なかなか,考えはじめると迷い込んでしまいそうです。
(充実度80%)
(腕立て98日目)