慣れるって不思議


人間はどんなへんてこな環境にいても、慣れればそれが普通になってくる。


例えば、冬になって気温が寒くなったとき、10日もたてば、(当然寒いんですが)寒さに慣れてきますよね。


居酒屋に入ってタバコの煙がくさいと感じても、1時間もすればなにも感じなくなったりしますよねぇ。


これって、当然ですが”慣れ”によるものなんだなと思います。



そうして慣れてしまっていつのまにか気づかなかったことも、いったん外の世界に触れることで、自分の居る環境を再度認識することが出来ます。


上の例で言うと、一度暖かい国に3泊4日位でいったあと、もう一度冬の日本に戻ったとき


「日本ってこんなに寒いんだぁー!!」」


って感じると思います。


居酒屋の例でも、一度トイレに行った後、自分の席に戻ったとき改めて


「さっきまで忘れていたけどやっぱりタバコ臭い・・・・・」


と思っちゃいません?
実は忘れていたんではなくて、慣れてしまっていてそれが普通だと自分の脳が感じるようになっていただけですよ。


自分を客観的にみようといくら頭の中でがんばろうとも、本当に客観的に見るには一度、自分の居る環境の外に出てそこから見るしかないですよね。


クラブ活動で、部内の練習では一番でも試合に出ればまだまだ駄目だった。
学校の成績は校内順位で3位だったけど、全国模試は1000位だった。
私って、渋谷を歩いていたら溶け込んでいるけど、銀座を歩いたら浮いている感じがする。



普段の日常、普段の生活の良いところ・悪いところを知るには、まず、慣れによって見えなくなっている状態から抜け出さないといけない。
意識的に抜け出さないといけない。


客観的に自分を見る必要性を感じている人は是非とも一歩外に踏み出して
自分の居た環境を見回してみよう♪


(充実度70%)
(腕立て112日目)

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