海外赴任のための予防接種予備知識


そろそろ,インドに行くという事で,第1回目の予防接種に行きました。
第1回目というのは,予防接種は接種する種類にもよりますが,1〜3回接種する必要があります。


私が受けたのは

【予防接種】

  1. A型肝炎
  2. 狂犬病

です。

A型肝炎
インドに行くためには必須です。
インド人などは,大抵の人は抗体を持って居るそうで,A型肝炎予防は,抗体の持っていない日本人や欧米人にのみ必要だそうです。
インドやアフリカの人たちは,日本人が幼少の時にハシカやおたふく風邪にかかるようにA型肝炎にかかり抗体が作られるそうです。幼少の時はかかっても,大事には至らないことが多いのですが,大人の日本人がA型肝炎にかかれば,ひどい時には,1〜2ヶ月ほど入院したり,急性肝炎を引き起こす恐れがあるそうです。
また,感染経路も多く感染する可能性が高いので予防接種は必須だということでした。

狂犬病
インドに行く人に推奨しています。
インドにいかれたことのある人なら分かると思いますが,野良犬が沢山います。全てが管理できるはずもなく,狂犬病対策が行き届いていないのが現状です。
致死率も100%と大変なものなので,保険の意味でも是非とも予防をお勧めします。

その他,B型肝炎も受けようか迷っています。

B型肝炎
インドに行く人に推奨しています。
B型肝炎のキャリア(感染源となりうる人)の人は,インド人の10%くらいは居るそうです。(余談ですが,中国はもっと多く,20%くらい居るかもしれないという情報もあるそうです。)感染確率はA型肝炎よりもずっと低いし,感染経路も性行為などでやっと感染するというようなもののようです。ただA型肝炎よりもやっかいで,感染することも考えられるので,お勧めされていました。


今日行った病院は,有楽町にありまして,ビジネス目的で来院する人が大半だそうです。そこのお医者さんは面白いことを言っていました。

最近,インドに行く人が増えてきましたねぇー。
勿論中国が1番多いのですが,インドはほんと増えてきていますよ。
その他ではベトナムも増えてますね。


お医者さんの仕事からも,日本の海外に対する関心の移り変わりが読み取れます。



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